こんにちは、モーリーです
今回もアクアリウム好きの皆さんに向けて、マツモによる硝酸塩(NO₃)吸収力の検証シリーズ第3弾をお届けします
前回の第2回検証では、
水槽全体の水量に対して1%のマツモを投入し、どれほどNO₃を吸収するのかを調べました。その結果、約50mg/L → 約30mg/Lまで低下し、マツモの吸収力が確かに存在することが確認できました。
しかし、ここでひとつ気になる点が出てきました。 使用している試薬の比色スケールが、
- 0mg
- 5mg
- 10mg
- 25mg
- 50mg
と、濃度が高くなるほど色の幅が広く、25mg〜50mg付近は誤差が大きくなりやすいという問題です
つまり、前回の「20mg吸収」という結果も、実際にはもう少し吸収していた可能性もあるし、逆に誤差だった可能性もある。 そこで今回は、より精度の高いデータを得るために、第3回の検証をスタートすることにしました
第3回検証の準備:今回はペットボトル方式に回帰
第2回は水槽を使ったため、蒸発による水量変化が大きく、測定値に影響が出る可能性がありました。 そこで今回は、1回目と同じくペットボトル方式に戻します
▼準備内容
- マツモ:3g(全容量の1%に相当)
- 水:300gになるよう調整
- 容器:ペットボトル
- 設置場所:窓辺のラック(光量を確保)


これで、蒸発の影響を最小限に抑えつつ、安定した環境で検証ができます
使用する水の水質チェック
今回も、モーリー家の飼育水槽から採取した水を使用します。 まずはスタート時点の水質を測定しました
▼NO₃(硝酸塩)
20mg/L

第2回より低めのスタートです。 これなら、吸収量の変化がより分かりやすいはず
▼PO₄(リン酸)

1.0mg/L
植物が窒素を吸収するには、リンとカリウムも必要と言われています。 そこで今回は、カリウム不足を避けるために、
テトラ フローラプライドを規定量の5倍投入
これで、
- 窒素
- リン
- カリウム
- 微量元素
すべてが揃った、植物にとって理想的な環境が整いました
今回の予想:30日後の水質はどうなる?
モーリーの予想はこうです
▼NO₃(硝酸塩)
0〜5mg/Lまで低下する
第2回の結果から考えても、1%のマツモ量なら十分に可能性があります。
▼PO₄(リン酸)
0mg/Lになる
リン酸は植物が非常に吸収しやすい栄養素なので、こちらはほぼ確実にゼロになると予想
測定スケジュール
- 15日後に中間測定
- 30日後に最終測定
この2回の測定で、マツモの吸収力をより正確に把握していきます
今回の検証のポイントまとめ

- 1%のマツモがどれほどNO₃を吸収するのか再検証
- ペットボトル方式で蒸発の影響を排除
- NPK(窒素・リン・カリウム)+微量元素を十分に供給
- 比色の誤差を考慮し、より精度の高いデータを狙う
- 15日後と30日後の2段階測定で変化を追跡
最後に:マツモは本当に「最強の水質浄化植物」なのか?
アクアリウム界では「マツモは水質浄化に強い」とよく言われますが、実際にどれほどの吸収力があるのかは、環境や条件によって大きく変わります
今回の検証では、 “1%のマツモでどこまでNO₃を下げられるのか” という、実用的な視点でのデータを集めていきます
果たして、予想通りNO₃は0〜5mg/Lまで下がるのか。 PO₄は完全に吸収されるのか。 結果が今から楽しみです
また15日後の中間報告をお届けしますので、ぜひチェックしてください


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