こんにちは、モーリーです!
アクアリウムを始めて30年、ずっと心のどこかで気になっていた水草があります。
それが レースプラント(Aponogeton madagascariensis)。
繊細なレース状の葉を広げる姿に魅了され、5年ほど本気で育成に取り組んできました。

試行錯誤を重ねる中で、ついに 小型タンクいっぱいに広がるほどの大株 に育て、 花を咲かせる ところまで到達したこともありました。

この記事では、私が最終的にたどり着いた「レースプラントが本当に育つ環境」を、Ordinary aquarium の5要素に沿ってまとめます。
これから挑戦する方の参考になれば嬉しいです。
光 ― 850lmを8時間

レースプラントは強光を必要としませんが、安定した光量は必須です。
私は テトラ パワーLEDプレミアム(850lm)を1日8時間 使用していました。
ただし注意点があります。
このライトは放熱があるため、夏場は水温が上がりやすい。
水草の様子を見ながら 照射時間を短縮する調整 が必要でした。
CO₂ ― 3秒に1滴、インライン拡散

水槽内をスッキリ見せたかったので、CO₂はインライン拡散器を使用。
添加量は 3秒に1滴 を基準に、レースプラントの調子を見ながら微調整しました。
調子が良い時は、
新しい葉が毎日1cmほど伸びるほどの成長速度 を見せます。
逆に、調子が悪い時にCO₂を増やしすぎると、
pH低下で魚に負担が出ることもありました。
「調子が悪い=CO₂不足」とは限らない点がポイントです。
3. 水質 ― pH5.5〜6.5
レースプラントは弱酸性を好みます。
私の水槽では pH5.5〜6.5 の範囲で推移していました。
水換え直後は6.5前後ですが、
成長が鈍る時期や水換え前は6以下になることもあります。
CO₂添加の影響もあり、変動はある程度許容していました。
肥料 ― とにかく「窒素(N)」が鍵

レースプラントは 根からの栄養吸収が非常に多い水草 です。
そのため、底床の栄養管理が最重要ポイントになります。
私の構成は以下の通り:
• ADA パワーサンドアドバンス(規定量)
• トロピカルリバーサンド
• トロピカ社の液肥(緑のボトル)
• OKOSHI(追肥)
育成開始から半年ほど経つと、
葉の一部がダークブラウンになり欠損が出始めました。

これは 窒素不足 が原因のひとつと判断し、OKOSHIを投入。
すると、
古い葉はダメになったものの、
太い茎と濃い緑の新葉が次々と展開 し始めました。
レースプラントは環境が整うと一気にスイッチが入ります。
そのタイミングで栄養を切らさないことが、育成成功の鍵です。
温度 ― 23℃が限界ライン

レースプラントは高温に弱い水草です。
私の経験では 23℃が上限。
25℃に達すると
• 成長が鈍る
• 葉が枯れ始める
といった症状が出ました。
夏場はファンだけでは23℃以下を維持できません。
エアコン or 水槽用クーラー が必須だと感じています。
また、LEDライトの熱も水温に影響するため、
照明時間の調整も重要でした。
水槽サイズ ― 20Lでは力を持て余す

レースプラントの生命力は想像以上です。
20L水槽では、葉が水面に達し、横にも広がり、
「この水量では収まりきらない」と感じるほどでした。
高さ・奥行きのバランスを考えると、
60L以上の水槽でこそ本来の姿を楽しめる と実感しています。
まとめ
レースプラントは難しい水草と言われますが、
環境が整えば驚くほど力強く成長し、
繊細なレース状の葉と可憐な花を楽しませてくれます。
• 光:850lm/8時間
• CO₂:3秒1滴
• pH:5.5〜6.5
• 肥料:窒素を切らさない
• 温度:23℃以下
• 水槽:60L以上推奨
この条件が揃うと、レースプラントは本領を発揮します。
あなたの水槽でも、ぜひあの美しいレースを広げてみてください。


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