【検証レビュー】オアシスイノベーションでNO₃(硝酸塩)は本当に0になるのか?20日間ガチ検証してみた結果

アクアリウム

こんにちは、モーリーです。

アクアリウム界隈で最近ちょっとした噂を耳にしました。

その名も オアシスイノベーション。

脱窒効果があるという話まで飛び交っており、アクアリストとしては見逃せません。

私は長年「水替え不要の完全循環水槽」を夢見てきました。

水替えは生体へのストレスが大きく、できれば避けたい作業。

サボって久々に水替えするときの“あの怖さ”は、誰しも経験があるはずです。

そんな私の前に現れた救世主候補が、このオアシスイノベーションでした。

結論から言うと、

ウチの環境では脱窒はおこらなかったみたいです

というお話です。

実験条件:25L水槽で20日間のガチ検証

今回の検証は、以下の条件で行いました。

● 水槽環境

•          水量:25L

•          ベアタンク

•          ろ過:エアリフト式の流動ろ過(生物ろ過メイン)

•          魚:3cm前後の小型熱帯魚を約20匹

•          給餌:人工飼料+冷凍アカムシを朝晩1回ずつ

● 使用方法

オアシスイノベーション(500ml)をパワーコメリで購入。

付属カップは40ml。

•          初回:2.5杯(100ml)

•          7日目:1.5杯追加

•          14日目:1.5杯追加

パッケージの推奨量に従って添加しました。

スタート時のNO₃は25mg/L

まずは初期値を測定。

ここから20日間、添加しながら様子を見ました。

20日後のNO₃は…まさかの50mg/L

20日後に再測定した結果がこちら。

つまり、NO3は25㎎から50㎎へ増加した

という結果になりました。

「NO₃が0になるどころか、むしろ増えてるじゃん…」

というのが正直な感想です。

なぜNO₃は減らなかったのか?考察してみた

オアシスイノベーションは“脱窒効果”をうたう声もありますが、脱窒には条件があります。

● 脱窒が起こる条件

•          酸素の少ない環境(嫌気環境)

•          バクテリアが定着できる表面積

•          有機物の供給

しかし今回の水槽は、

•          ベアタンク

•          エアリフト式で常に酸素が豊富

•          嫌気層ができる場所がない

という構造上、脱窒が起こりにくい環境です。

つまり、

ということになります。

砂利やソイルを使えば効果が出る可能性はある?

嫌気環境を作るには、

•          砂利

•          ソイル

•          セラミックメディア

などが有効です。

ただ、私の家庭では「砂利やソイルの排水が詰まりやすい」という理由で家族からNGが出ています。

そのため、ベアタンク+流動ろ過という構成を維持しています。

もし砂利やソイルを使える環境なら、

オアシスイノベーションの効果が出る可能性は十分ある

と感じました。

スポンジフィルターならワンチャンある?

嫌気層を作るために、スポンジフィルターの内部が使えるのでは?

と少し考えています。

スポンジ内部は酸素が届きにくい部分もあるため、

もしかすると脱窒が起こる環境を作れるかもしれません。

今後の検証テーマとして面白そうです。

まとめ:オアシスイノベーションは環境次第で効果が変わる

今回の検証結果をまとめると、

•          ウチの環境(ベアタンク+流動ろ過)ではNO₃は減らなかった

•          むしろ20日で25mg/L増加した

•          脱窒には嫌気環境が必要なので、環境が合わなかった可能性が高い

•          砂利・ソイル・スポンジなどを使えば効果が出るかもしれない

という結論になりました。

オアシスイノベーション自体は悪い製品ではなく、

「使う環境を選ぶタイプの水質調整剤」

という印象です。

水替え不要の完全循環水槽への道は、まだまだ遠いですが、

こうした検証を積み重ねることで少しずつ理想に近づいていける気がしています。

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