こんにちは、モーリーです
魚のブリーディングに魅了されてからというもの、日々水槽の前で小さな命の変化を観察するのが楽しみになっています
そんな中、まったく予想していなかった“嬉しい誤算”が起きました。 オトシンクルスネグロの稚魚が、ある日突然誕生していたのです
あれから21日。 果たして稚魚たちはどうなったのか。 生き残れたのか、それとも力尽きてしまったのか。 今回はそのリアルな記録をまとめていきます
隔離した稚魚2匹の環境づくり
最初は親魚水槽にフロート式の稚魚セパレーターを設置していました。しかし季節が進み、ヒーターが不要になったタイミングで、より管理しやすいプラケースへ移動させました

環境づくりで参考にしたのは、とあるブリーダーさんの記事。 そこには「稚魚の生存率を上げるには底面の清潔さが重要」と書かれており、私はそのアドバイスに従って ラムズホーン を投入しました
ラムズホーンは底に溜まる汚れを食べてくれるため、稚魚にとって致命的な“底面の腐敗”を防いでくれるというわけです
さらにアンモニア対策として マツモ を浮かべ、酸素不足を避けるために エアレーション も追加。 小さなプラケースながら、できる限りの環境を整えたつもりでした
21日目の稚魚の姿

隔離した2匹のうち、残念ながら現在生き残っているのは1匹だけになってしまいました
生存している稚魚の体長は約10mm。 思っていたより成長がゆっくりで、正直「こんなに時間がかかるのか」と驚いています

餌はパウダー状の人工飼料を与えていますが、気になるのは お腹の色。 本来、餌をしっかり食べていれば黄色っぽくなるはずなのに、どうも色が茶色い。 もしかすると人工飼料ではなく、プラケース内で自然発生した微生物などを食べているのかもしれません

ラムズホーンの“誤算”と水質悪化
ラムズホーンは水質維持に役立つとよく言われています。 私もその言葉を信じて疑わなかったのですが、先日水質を測定してみて驚愕しました
NO₂(亜硝酸)が 5mg/L に上昇していたのです
ラムズホーンのフンは水質悪化を防ぐどころか、環境によっては逆に負荷をかけてしまうこともあるようです

慌てて全量換水しましたが、隔離していたもう1匹が落ちてしまった原因は、このアンモニア・亜硝酸の上昇だった可能性が高いと感じています
水の濁りは起きていませんので、ラムズホーンは何らかのいい影響があるようですけど、硝化バクテリアが早く発生するわけではないようです
親魚水槽にも生き残りがいた
驚いたのはここからです
隔離できなかった稚魚は全滅したと思っていたのですが、昨夜ふとガラス面を見ると 2匹の稚魚が元気に張り付いている のを発見しました
普段はヒーターカバーの裏に隠れているため、ほとんど姿を見せません。 「稚魚は親に食べられる」とよく聞きますが、意外にも生き延びていたのです
しかも驚くべきことに、 隔離している稚魚より一回り、いや二回り大きい
同じ餌を与えているはずなのに、親魚水槽のほうが成長が早いという事実。 これは水量の安定性や微生物の豊富さなど、環境の差が大きく影響しているのかもしれません
今回の学びと今後の方針
今回の21日間の観察で、私は次のような学びを得ました。
- 稚魚の成長には 水量の安定 が非常に重要
- ラムズホーンは万能ではなく、環境次第で水質悪化の原因にもなる
- 親魚水槽のほうが微生物が豊富で、稚魚が自然に育つこともある
- 人工飼料だけではなく、自然発生する餌も成長に影響する
今後は隔離個体の水質管理をより慎重に行いながら、親魚水槽の稚魚も引き続き観察していく予定です
オトシンクルスネグロの繁殖は、小さな成長が本当に嬉しい。 この先どこまで育ってくれるのか、また報告していきます

コメント