こんにちは、モーリーです
自然界と比べたら、自宅のホームアクアリウムの水槽はとても小さな世界です。 大正時代に初めて外国から日本へやってきた熱帯魚たちは、今では近所のホームセンターであたりまえのように売られています。飼育道具の発展も今なお続いており、私がアクアリウムを始めた頃と比べても、格段に便利で機能的な道具が圧倒的に増えました
もちろん、すでに廃盤となっている道具も無数にあります。しかし、今になって代替品がないため、かえって欲しくなる道具もいくつかあります。そして先日、幸運にもそのうちのひとつが手に入りました
ファイブプラン社(現ジェックス)の「ローター」です


発売がいつだったか正確には覚えていませんが、おそらく数十年前の製品でしょう。当時はフィルターといえば外部式、上部式、そして普及し始めた外掛け式がほとんどで、底面式はショップの大型水槽でよく見かける印象でした
そこへある日突然あらわれたのがローターでした。最近まで名前すら忘れていましたが、当時の他のフィルターには見られない、独特の形状とシステムだけは強く記憶に残っていました
「生物濾過は表面積が肝」というのが当時からの一般的な常識です。そのため、「小さな粒のようなろ材がクルクル回転する程度では、あまり水はキレイにならないだろう」と、当時の私は思い込んでいました
しかし、ここ最近では「流動式の濾過は小さいスペースで効率よく作用する」という説があり、魚の循環式養殖施設などでも使われるようになっています
あらためて、手に入ったローターを観察してみます。 駆動の仕組みは、横向きにした円筒形の箱にエアーストーンから空気を送り、羽を回して箱全体を回転させるというものです。箱の中に小さなメディア(ろ材)を入れて回転させることで、効率よく生物濾過を行う仕組みのようです


底面には砂利が入っていますが、こちらは沈めるためのおもり用の役割だけのようです。底面にスリットがないため、水作エイトのように底面から砂利へ水を通す仕組みではないと思われます。 正面にはスリットがあり、中には薄めのウールが入っています。水はここで物理濾過されてから、生物濾過槽に送られる仕組みなのでしょう



ただ、流動式濾過は「酸素の供給が肝」と聞いたことがあります。ローターで少し気になるのは、エアーが羽に当たっても、メディア(ろ材)に直接は当たらない構造の点です。メディアにも直接エアーが当たるようにした方が、もっと効果が出るんじゃないか……と、勝手に想像してしまいました。実際はどうなのか分かりませんが
これを今の道具と合わせて、うまく使えるアイデアを現在思案中です


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