こんにちは、モーリーです
近頃は、エアストーンがTDS(総溶解固形物量)にどれほど影響を与えるのかを重点的に観察しています
特に、いぶきエアストーンのようなセラミック製ストーンは、硬度を上げる成分が溶け出す可能性があるため、TDSが上昇しやすいのではないかと考えられています
実際にいぶきエアストーンを検証したところ、TDSの変化はごく軽微でした
では、プラスチック製の「プラストーン」はどうなのか
今回は、これまでなんとなく「プラストーンはTDSに影響しないだろう」と思い込んでいた部分を、実際の検証によってはっきりさせることにしました
プラストーンはTDSに影響しない?という“思い込み”
プラストーンはその名の通りプラスチックが原料です
セラミックのように硬度を上げる物質が含まれていないため、TDSに影響を与える要素は少ないだろうと考えていました
しかし、これはあくまで“推測”
実際に数値として確認したことはありませんでした
水質管理は「思い込み」がトラブルの原因になることも多いので、今回あらためて検証することにしました。
検証方法:新品のスイサク製プラストーンを使用

今回の検証条件は以下の通りです
• 使用したプラストーン:スイサク製(新品)
• 水量:約80mlの水道水
• TDSメーター:マーフィード社製
• 測定期間:4日間
• 初期TDS:98

プラストーンを水道水にドボンと沈め、そのまま4日間放置してTDSの変化を観察しました。
結果:4日でTDSが「98 → 106」へ上昇

4日後のTDSは 106。
初期値98から +8 の上昇です。
正直、私は「変化しても+3〜5くらいだろう」と思っていました。
しかし、実際には予想を上回る変化があり、軽微ながらも確実にTDSが上昇していることが分かりました。
プラストーンも“微量に溶け出す”可能性がある?
今回の結果から考えられることは、以下のような点です。
• プラストーンも完全に不溶性ではない
• 製造過程で混ざる微量成分が溶け出す可能性
• いぶきエアストーンと同程度のTDS上昇が起きる可能性
特に「新品の器具」は、製造時の微細な粉や付着物が溶け出すことがあります
今回の+8という数値は、まさにその影響かもしれません
もちろん、これは“初期だけ”の可能性もあります
長期的にTDSが上がり続けるのか、ある程度で頭打ちになるのかは、今後の追加検証が必要です
プラストーンはTDSに影響するのか?結論
今回の検証から導き出せる結論は以下です
結論:プラストーンもTDSに軽微な影響を与える
「全く影響しない」というわけではなく、
「セラミックほどではないが、微量の上昇は起こる」
という結果になりました
水質に敏感な生体を飼育している場合、
“新品の器具は一度水に浸けて馴染ませる”
というひと手間が、より安定した環境づくりにつながるかもしれません
今後の予定:長期検証へ
今回の4日間の検証では、プラストーンがTDSに影響することが分かりました
次は以下のような追加検証も行うかもしれません
• 1週間、2週間と期間を延ばした場合のTDS変化
• 使用済みプラストーンとの比較
• 他メーカーのプラストーンとの比較
• エアレーション稼働時のTDS変化(気泡による影響の有無)
水質管理は「小さな変化の積み重ね」が大きな差になります
今後も気になる点をひとつずつ検証していきます
それでは、また次回の検証で


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