こんにちは、モーリーです。魚のブリーディングを続けていると、どうしても気になってくるのが「水質」。
普段は水道水を使っていますが、ふと家に置いてある浄水器 BRITA(ブリタ) が目に入りました。
「これ、アクアリウム的に見たら水質どう変わるんだろう?」「魚にとって良い水になるのか?」ちょうどPH・GH・TDSの検査キットが手元にあったので、BRITAの水と水道水を比較検証してみました。
あくまで素人の趣味レベルの検証ですが、アクアリウムをやっている方には参考になるはずです。
結論:BRITAはPHとGHを下げる。TDSはほぼ変化なし
先に結論からまとめると、
- PH:下がる
- GH:下がる
- TDS:ほぼ変化なし
つまり、BRITAの浄水は
「軟水寄りで、やや酸性寄りの水になる」
という結果になりました。
アクアリウム的には、弱酸性・軟水を好む魚(ベタ、テトラ、アピストなど)には相性が良い可能性があるということになります。
使用した浄水器と検査キット

今回使ったのは以下の通り。
- BRITA(カートリッジを専用容器にセットする一般的なタイプ)
- PH:一般的な水質検査薬
- GH:セラ(SERA)社 GHテスト
- TDS:マーフィード TDSメーター
BRITAの浄水と水道水をそれぞれ採取し、同条件で測定しました。
検証結果:数値の変化と飲んだときの違い

結果は1枚の紙にまとめましたが、ここでは要点だけ紹介します。
● PH
→ BRITAの方が低くなる(弱酸性寄り)
● GH
→ 明確に下がる(軟水化)
● TDS
→ わずかに下がる程度
飲んでみた感想
- 匂いが無臭になる
水道水特有のカルキ臭が消える - 飲みやすくなる
舌に残る違和感が減る
BRITAのカートリッジの中身を推察してみた
今回の結果から、BRITAのカートリッジ内部はおそらく以下の構成だと推測できます。
● PHが下がる
→ イオン交換樹脂の影響
● GHが下がる
→ カルシウム・マグネシウムを除去するイオン交換樹脂
● 匂いが消える
→ 活性炭
● TDSは若干下がる
→ 吸着系の鉱物が少量
つまり、
「イオン交換樹脂+活性炭+吸着鉱物」
の組み合わせだと考えられます。
BRITAは飲料水用なので、TDSを大きく下げる必要はありません。
むしろミネラルを残すことで「美味しい水」になるよう設計されているのでしょう。
アクアリウム的に見た“良い水”とは?
水は用途によって「良い水」の基準が変わります。
● ① 人が飲むのに良い水
- ミネラルが適度に残っている
- 匂いがない
- 口当たりが良い
● ② 魚を飼育するのに良い水
- 種類に合ったPH・GH
- 安定した水質
- 有害物質がない
- ● ③ 魚を繁殖させるのに良い水
- 種に最適化された水質
- 特にGH・KH・PHが重要
- 微妙な違いが繁殖行動に影響することも
「魚は元気だけど繁殖しない」という話はよくありますが、
その原因のひとつが “水質が繁殖向きではない” というケースも多いと感じています。
BRITAの水はアクアリウムに使えるのか?
- 弱酸性・軟水を好む魚には相性が良い可能性がある
- TDSは若干さがる程度なので、純水のような使い方はできない
- 繁殖狙いなら、さらにRO水やピートなどで調整が必要
という位置づけになります。
ただし、BRITAはあくまで「飲料水用」。
アクアリウム用として公式に推奨されているわけではないため、
使用する場合は自己責任で、少量から試すのが安全です。
まとめ:BRITAは“軟水化+弱酸性化”する浄水器だった
今回の検証でわかったことをまとめると、
- BRITAはPHとGHを下げる
- TDSはあまり変わらない
- 活性炭+イオン交換樹脂の効果が強い
- アクアリウム的には“弱酸性・軟水”が必要な魚に向く可能性あり
- 繁殖狙いなら追加の水質調整が必要
飲料水として優秀なBRITAですが、
アクアリウムの視点で見ても意外と面白い変化が見られました。
今後は、
「BRITA水で飼育した場合の長期的な変化」
「魚種ごとの相性」
なども検証してみたいと思っています。


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